お茶出しのタイミングや順番は?コーヒーとお茶の使い分けは?二杯目はマナー違反?

この記事は3分で読めます

会社で急に頼まれたりするお茶出し。

サラっと済ませようと思ったら

「あれ?こういうときって普通に出しちゃって良いのかな?」

と、迷うときってありませんか?

よく見かける風景ですが

いざ自分がやろうとすると意外と戸惑うものです。

特に新人の時であればなおさらですよね。

今回はお茶出しのタイミングや順番、二杯目のおかわり、

コーヒーとお茶の使い分けをご紹介します。

ビジネスマナーに関する記事を総まとめにしました ↓

ビジネスのマナー事典!マナーで悩んでる人には必見の総まとめ。

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まずはお茶の準備

適切な温度

会社で使われているお茶は一般的に煎茶が多いはずです。

煎茶の適切な温度は70℃~90℃くらいです。

茶碗にポットのお湯を入れて少々時間を置いてから

急須にもどすと丁度良い温度にできます。

他にも良い点があって

茶碗にあらかじめてお湯を入れておくことで

お湯が冷めてちょうどいい温度になるだけではなく

お湯の量も間違わずに済みます。

一石二鳥ですね。

適切な量

お茶の量は茶碗の7分目くらいになるようにしましょう。

お茶が濃すぎたり薄すぎたりしないように、すこしずつ注いでいきます。

 

お茶出しの順番

いざお茶を準備したももの誰から渡せばいいんだ・・・

お客様を目の前にして考え込んでいる時間はありません。

瞬時に判断しましょう。

基本的に立場が上の人から順にお茶を出していきます。

上座は基本的にドアから1番遠い席

基本的にはドアから1番遠い席が上座ですので

1番遠い席から渡していきましょう。

3人以上で座っている場合は

ドアから1番遠くて真ん中に座っている人から渡しましょう。

 

お茶を出すタイミングは?

できるだけ素早く

最初のお茶出しはできるだけ素早くこなすのがポイントです。

来客されたらすぐに準備に取り掛かるのがいいと思います。

できれば頼まれる前に気づいて、取り掛かるのがベストでしょう。

 

二杯目はマナー違反?

マナー違反ということはありません。

お茶をだされた側が、二杯目をお願いするのは図々しいのでいけません。

逆にお茶を出した側が、二杯目を出すべきかどうか悩むことはあると思います。

茶碗が空になっていたり、話が長引いていたりすると悩みますよね。

二杯目は30分後

二杯目は、一杯目のお茶をだしてから30分後を目安に出す準備をしましょう。

あくまで目安ですのでその時々によって違うと思いますが

1つの目安として覚えておくと良いです。

ちなみにおかわりを出すときは最初の茶碗を下げるのがマナーです。

逆に二杯目のお茶出しが迷惑になることもあります。

NGの場合

気を利かせて二杯目のお茶出しをしたと思ったら

それが逆に迷惑になってしまうこともあります。

例えば書類をテーブルいっぱいに広げて話をしているときです。

もしかしたらお茶がこぼれて書類が濡れてしまうかもしれません。

またの二杯目のお茶を出すときに急須をそのまま持って行って、

継ぎ足すのもやめたほうが良いでしょう。

なぜならお茶の飲み残しがあったり

テーブルを汚してしまう可能性があるからです。

一回一回給湯室でお茶の準備をするようにしましょう。

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コーヒーとお茶の使い分けは?

上記でお客様にお茶を出す話をしてきましたが

場合によってはコーヒーを出すこともありますよね。

会社に両方備え付けてある場合、どっちを出せばいいか悩むこともあると思います。

そんなときはどうすればいいでしょうか?

基本的にはルールは無い

お茶とコーヒーのどちらを先に出すべきというルールはないみたいです。

みなさん、会社内のルールや雰囲気で決めているようです。

例を挙げてみます。

相手が顔見知り、よく来る人

よく来る人や面識があるひとは好みが分かっている場合があります。

もし好みが分かっているようであれば合う方を出しましょう。

また長時間いる場合はコーヒーとお茶を交互に出すという例もあります。

基本的にはお茶を出すパターン

世の中にはお茶を飲めない人よりも

コーヒーを飲めない人のほうが多くいます。

コーヒーが苦手な人は、コーヒーを全く飲まない人もいるでしょう。

またコーヒーを飲んだ後の口臭が気になるという人もいます。

これらのことを踏まえて、お茶を出すのが基本の会社もあります。

初めての人の場合、直接聞く

初めての人であれば好みが分からないので、直接聞くという人もいるようです。

二回目以降はしっかり把握して、聞かなくてもお茶かコーヒーの好みに合う方を

出すというやり方ですね。

ここまで3パターンほど例を挙げましたが

やはり正確な決まり事はないみたいです。

会社内のマニュアルか、その場の雰囲気で決めているようですね。

コーヒーかお茶でどちらを出すか迷ったら、お茶を出すほうが無難でいいかと思います。

もし好みが分かっていればコーヒーを出すという使い分けが良さそうです。

 

お茶出しに関するまとめ

・お茶出しのタイミングは、お客様がいらっしゃったら出す準備を始めましょう。素早く出すのがポイントです。

・お茶を出す順番は立場が上の人から出します。基本的にはドアから1番遠い席が上座なので、ドアから1番遠い席からお茶を出していきましょう。複数人いる場合は、ドアから1番遠くの席で真ん中に座っている人にお茶を出します。

・お茶の二杯目は、一杯目を出してから30分後を1つの目安にしましょう。お茶を出された側が二杯目を催促するのはマナー違反です。

・コーヒーとお茶はどちらを先に出すというルールはありません。しかしお茶よりもコーヒーが苦手な人が多いと思いますので、基本的にはお茶を出すほうが無難でしょう。好みが分かっていればコーヒーを出すというように使い分けると良いと思います。

 

仕事のマナーまとめ記事

色んなシチュエーションのビジネスマナーをまとめた記事があります。

→ ビジネスマナーまとめ事典!メール・封筒・基本・電話・挨拶・敬語などを解説

「あれこういうときはどうするんだっけ?」と思うようなものをまとめております。

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