
卒業式・入学式の服装選びって迷いますよね。
お子さんの服装だけでなく、父兄の方々も服装に気を遣わなければいけません。
お母様は周りのママさんの目もありますから、気を遣われる方がとても多いです。
しかし、お父様は服装に関して、あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか?
「スーツ着ていけばいいでしょ?」とおもわれているお父様。
間違いではありませんが、キチンとしたマナーを知り、適した格好をするのが父兄のマナーでもあります。
今回は、父親の卒業式・入学式での服装をご紹介します。
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目次
【卒業式 父親の服装はスーツ?礼服?】
父親の服装はスーツを着ていくのが正解です。
礼服は避けましょう。
お母様は、お子さんの卒業式を良い日にしようと、自分の服装に気を遣っています。
お父様も服装には気を遣い、いい日を演出してあげましょう。
礼服は、先生や来賓の服装
礼服で行くと「葬式?」「学校の先生?」と思われてしまいます。
ちなみに「ブレザースーツ」も礼服に分類されます。
ブレザーはジャケットの一種で、制服として多く用いられているものです。
アイビースタイルを好むお父様もいるとは思います。
ですが、卒業式は無難にスーツで出席しましょう。
「仕事でスーツ着ない」等の理由で礼服しかもってないケース
もし「スーツを持っていない」場合は、卒入学式に使えるスーツが安くセット販売しているので、それを購入しましょう。
「式が終わったらすぐ仕事で、着替えるのめんどい」というお父様は車に積んでご家族と一緒に行きましょう。
雨風もしのげて良いと思います。
普段仕事ではスーツを着ない・仕事中は制服なので礼服しか持っていない・式が終わったらすぐ出勤・・・
仕事をしているお父様には、様々な事情や環境があると思います。
ですから「少しの時間の間だけだし、礼服でもいっか」と思う気持ちもあると思います。
しかし、こういう式典ではマナーや品がとても大事です。オシャレだったり目立つ必要は何もないです。
なので周りから浮いてしまうのだけは避けましょう。
【スーツはどんなものが良いのか】
お仕事で普段みなさんが使われているビジネススーツで大丈夫です。
ですがスーツの中でも礼服用の「ブラックスーツ」は避けましょう。
ブラックスーツには礼服用とビジネス用があります。
礼服用のブラックスーツはビジネススーツの黒とは色が異なります。
室内ではわからなくても太陽光の下では、はっきりと違いが分かります。
スーツの形は?
一番はシングルスーツがおすすめです
最近だとダブルスーツの方は少ないようです。
シングルスーツだとイスに座ったときに、ボタン部分がキレイに分かれます。
ですから座ったときにシルエットもキレイに保たれます。
ダブルスーツだとお腹周りを隠すことができます。
スーツの色は?
ダークトーンのグレーやネイビー(紺)がオススメ
チャコールグレーやダークネイビーといった落ち着きのある色です。
グレーでしたら濃い目の色が良いかと思います。
薄いグレーですと年配の服に見える可能性もあります。
ネイビーは汎用性が高く、いろんなシーンで問題なく使えます。
ネイビーでも、あくまでダークトーンにしましょう。
黒のスーツはダメ?
黒のスーツでも大丈夫です。
ただし、注意点があります。
それは喪服(礼服)に見えないようにすることです。
では、どうすればいいのかというと。
ただの黒ではなくストライプの入ったものを選びましょう。
無地だと礼服に見えてしまいやすく、先生方と同じになってしまいます。
でも中には「ストライプって目立つんじゃ?」と思われる方もいるかもしれません。
そういう方は、「近くで見ないとわからないようなストライプ」のものを選びましょう。
それだけでも印象は違ってきます。
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【ワイシャツはどんなものがおすすめ?】
出来れば白が良い
一番は無地の白シャツが良いです。清潔感が大事ですし、卒入学式以外でも、白シャツは使えるシーンが多いです。
一枚は持っておくと重宝します。
ただし、白のシャツは汚れが目立ちます。
襟のところの黄ばみなどは、特に目立ちますので事前にチェックしておきましょう。
もし、襟が黄ばんでいた場合は浸け置き洗いか、クリーニングに出しましょう。
他にも薄いブルーなども清潔感があって良いと思います。
柄物は基本NGですが、ストライプは大丈夫です。
ストライプ柄のシャツを使うときは、悪目立ちしないようにスーツと同系色にしましょう。
あくまで清潔感が大事です。
NGな色
卒業式で着るYシャツには、◯色がダメという決まりはありません。
ですが、スーツが基本ダークトーンのものになりますので、中に着るYシャツは黒では無いほうがいいです。
またピンクなど色の濃いYシャツも避けたほうが無難です。
【ネクタイは?】
良い色・柄
式典ですので「シルバー」のネクタイが一番とされているようですが、最近はそんなこともないようです。
他には「薄いピンク」「赤」「青」「紫」などの色が良いです。
以上のように、色に関しては「春らしい」「明るめ」の色にしましょう
柄だと無地・ストライプ・格子状のものにしましょう。
小さめの柄だと、大人っぽくシンプルにまとめやすいです。
避けるべき色・柄
避けるべきなのは、黒・白の単色や「ハデ」とみられるものです。
具体的には、ビビッドなカラー(発色の良すぎる色 ショッキングピンクとか)やキャラクターものなどです。
黒・白の単色は礼服のようになってしまいます。
【ポケットチーフ】
必ず必須というわけではありませんが、「自分の服装、地味すぎるかな」と思ったときにアクセントになります。
それでいて「品」があるので、ワンポイントに是非オススメです。
女性でいうと胸につけているコサージュの、男性版みたいなものですね。
それにパーティシーンでも使えるので、持っておくととても便利ですよ。
どのようなものが良いか?
「知的」「清潔」なイメージのカラーが良いと思います。
望ましい色というのは特にきまっていません。オススメなのはネクタイと同系色のポケットチーフです。
ネクタイの色と同系色を選ぶことによって統一感がでます。
ただし、同系色といってもビビッドカラー等の目立つものは避けましょう。
それではパーティシーンのようになってしまいます。
あくまでスーツのワンポイントになるようにするのが大事です。
ワンポイントだから上品になるのです。
【靴下はどんなものが良いか】
意外と見落としがちな靴下ですが、靴下にもポイントがあります。
靴下はスーツと同系色にするのが1番無難です。
靴下は意外と見えます。歩いているときや座っているときなど。
ですから全体の服装となじむようにスーツと同系色にしましょう。
私服の時には「ソックス見せ」するために、あえて違う色をつかったりもしますがスーツの時は避けましょう。
また、1番NGなのは真っ白な靴下です。
ダークトーン主体のコーディネイトに足元の白は目立ちます。
靴下で他に気をつけるべきポイントは?
式典やちゃんとした場では、あまり肌は見えないようにするのが大事です。
なぜかというと肌が見えるほどカジュアルになっていくからです。
ですから座ったときに足首が見えるような丈ではいけません。
できれば足首よりも10~15センチほど長いものだと安心でしょう。
短い靴下を履いていく人はいないとは思いますが、長めが基本です。
【靴は革靴にしましょう】
普段ビジネススーツで使われている革靴で大丈夫です。
特に注意点はありませんが、汚い状態であれば磨いていきましょう。
靴はキレイだとそんなに視線が行きませんが、汚れていると何故か目につきます。
お母さん方の目もありますから、磨いておきましょう。
スリッパも必要かもしれません
小学生の卒業式は学校の体育館で行うことが多いでしょう。
大学生達と違って学校で行うので、学校に着いたら内履きに履き替えなければいけません。
学校によってはスリッパを玄関に用意しているところもあります。
中には、保護者が自分で用意する小学校もあるようですから、注意が必要です。
事前に調べておきましょう。
また内履きに履き替えるのでスーツの丈が余ったりしないよう、サイズがピッタリのものを着ましょう。。
【入学式と卒業式の服装の違いは?】
卒入学式はお金が結構かかります。できれば入学式と卒業式で同じものを使いたいところ。
ではどこに気を付ければよいのでしょうか。
男性の場合は同じでも良い
女性の場合ですとスーツの色を変えるのが定番マナーとされています。
ですが男性の場合は基本ダークトーンで大丈夫なので、特に何かを変えなければいけないということはありません。
あえて差をつけるならば
卒業式の時よりも、少しだけ明るいYシャツ・ネクタイやポケットチーフにしてみるのが良いでしょう。
もし卒業式の時に白のYシャツを着たならば、入学式では淡いブルーのYシャツと着てみるなど。
ですが、目立ってパーティシーンのような服装になってはいけません。
大切なのは品を損ねないくらいにすることです。
もし、不安ならば奥様に確認してもらうのが安心です。
品があり知的なお父さんを演出してみましょう。
スーツ以外でも大丈夫?
かなり少数派ではあるようですが、スーツ以外の服装で出席する方もいるようです。
その中でも、どのような服装かといえば「ジャケットにYシャツにチノパン」が多いようです。
理由としては、普段スーツを着ない・自営業だからというのが多いそうです。
ですが、周りのお父様は大体の方がスーツです。
オトシゴロの女の子や男の子であれば、「親にはあまり目立ってほしくない」と思っている子が多いでしょう。
ですからその気持に配慮するためにも、スーツでの参加が無難です。
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【卒業式 入学式】父親のスーツ・ネクタイ・Yシャツ・服装まとめ
- 礼服ではなくスーツで参加しましょう。持っていない場合は、卒入学式でセット販売されているスーツを購入しましょう。
- スーツの形はシングルスーツがオススメ。色はダークトーン。ブラックスーツは礼服扱いなので避けましょう。
- Yシャツの色は白か薄いブルー・ストライプ柄にしましょう。
- ネクタイはシルバー・赤・青・薄いピンクのどれかにしましょう。黒や白の単色はNGです。
- ポケットチーフはネクタイと同系色にすると統一感がでて良いです。
- 靴下はスーツと同系色にしましょう。座ったときに肌が見えないように長めの丈を選びましょう。
- 男性の場合は卒入学式でスーツを買い替える必要はありません。
卒業式のマナー・服装・送辞・祝辞などのまとめ記事はコチラです → 【卒業式】マナー・服装・送辞・祝辞などの解説まとめ