新社会人向け!社会人としての態度や心得・シチュエーション別のマナー

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学生が終わり社会人になると、新人や若者であっても他の大人達と同じように扱われます。

先輩達や上司と同じ、イチ社会人になったからには、社会人としてのマナーや心構えを覚えておきましょう。

今回は社会人になったら覚えておきたい、マナーや心構えを解説します。

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ビジネスのマナー事典!マナーで悩んでる人には必見の総まとめ。

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社会人としての心得・常識

仕事を覚えようとする姿勢

仕事を覚えようとする姿勢は、新人の時であっても、ベテランになっても必要なものです。

なにかを教わる時や、説明を受けているときはノートとペンの準備を欠かさないようにしましょう。

頭のいい人であればメモをしなくても、話を聞いただけで物事を覚えられることもあると思います。

ですが、大事なのは「覚えようとする姿勢」です。

先輩や上司の話を聞いている時に、メモとる姿勢が無いと「やる気がない・覚える気がない」と思われがちです。

逆にしっかりとメモを取る姿勢があれば、相手に「仕事を覚えようとしている」・「ちゃんと聞いている」等の印象を与えることができます。

良い印象を裏切ることが無いように、後で聞き直すことがないようにキチンとメモをしておきましょう。

 

時間厳守

これは特に大事です。

指定されている時間の10分前には到着しているようにしましょう。

到着しているだけでなく、すぐに作業にとりかかることができるくらいの余裕があるのがベストです。

学生の時の遅刻とは、責任が全然違ってきます。

個人の遅刻が、会社全体のイメージになります。

「○社の○○さん、商談に遅刻したらしいよ」→「○○社ってきっとみんなダラしないのね」

となるのが社会です。

ちなみに、会社によっては社内の時計を5分~10分進めているところもあります。

そういう会社に出向くときに、丁度に着くと遅刻と思われることもあります。(私の友人でそういう人がいました)

「10分前行動」が遅刻を回避する習慣であり、社会人としてのマナーです。

 

責任感

学生の時は何かを失敗しても、責任というのはあまりなかったはずです。

社会人になってからは違ってきます。

なにかを仕事上で失敗やミスをした場合、責任をとるのは会社や上司です。

そして、自分のミスが会社の信用を失うこともあります。

信用というのは失うと、取り戻すのはとても大変です。

ですから小さな仕事であっても、真剣に取り組むことが大切です。

 

会社のルールを守る

どの会社にもルールがあります。

一人でもルールを乱すと、組織で力を発揮することはできません。

それに新人のうちは、特に上司も目を光らせているものです。

目立つ行動は避け、会社に溶けこむようにしましょう。

 

時間に関しての様々な常識やマナー

遅刻しそうな場合の対処法

まず以下のことに気を付けましょう。

・メールではなく電話で伝える。

・自分で伝える。連絡が取れない場合は誰かにお願いする。

・遅刻の理由。

・何時に出社できるか

・遅くても始業10分前には伝え終わっている。

・朝早すぎても、非常識だと思われることもある。(始業の1時間くらい前からにしましょう)

 

シチュエーション別に見ていきましょう。

 

具合が悪い

上記に加えて、症状や病名も伝えられると良いです。

夕方や夜のうちから気づいていた場合は、その時に伝えましょう。

 

電車の遅延

電車が遅れた場合は、遅延証明書の提出が必要になります。

遅延証明書は駅で配布されています。

急いでいると、うっかり忘れてしまうこともあるので、忘れずに受け取りましょう。

出社後は、電車の遅刻だとしても謝罪が必要になります。

上司に謝罪をしましょう。

ちなみに電車などの交通機関は、天候により遅れることがしばしばあります。

ですので天気予報を見る習慣をつけて、それに合わせて出社することも大切です。

 

退社時

自分の仕事が終わったら帰るのは、間違いではありません。

しかし、残業で残っている人がいるのに、見て見ぬフリをするのはフェアではありません。

帰るのは悪いことではありませんが、お互い気まずい雰囲気が流れてしまうと思います。

特に残業している人が先輩なら、なおさらだと思います。

そういうときは一声かけましょう。

「何かお手伝いできることはありませんか」

と、一声かけるだけでお互い、いい人間関係を築くことができます。

病気などの場合は迷惑になる可能性があるので、早めに帰ったほうがいい場合もあります。

 

退社時のマナー

帰るときには上司に報告しましょう。

今日の進捗状況などを報告して、「お先に失礼します」を声をかけましょう。

 

取引先との約束

時間の厳守や、遅刻しそうになったときの対処は上記に記してある通りです。

最低限10分前には、訪問先に到着していましょう。

万が一、遅刻しそうな場合などは、相手に早めの連絡をしましょう。

そのときには、時間や日にちの設定を改めることなどもお話しましょう。

逆に訪問される場合も、相手を待たせることがないようにしましょう。

 

オフィスでの適切な態度、心得

新人や若手の場合は特に、フレッシュさや謙虚さも求められます。

まず以下の点に気をつけましょう。

・受け答えはハキハキと。(モジモジしていると、先輩の怒りを買いやすいです。)

・声のトーンは、地声よりワントーン高く。

・背筋はピンと。

・ガニ股で歩かない。

・行動はキビキビと。

・見ていて気持ちが良い新人さんは、評価も高いです。

 

仕事ができる・できないに関わらず、仕事に向かう姿勢は特に評価されます。

 

周囲への配慮

自分の行いが、仲間の仕事に悪影響を及ぼさないようにしましょう。

例えば、私語や、貧乏ゆすり等です。

集中している人にとっては、ちょっとした雑音なども不快に感じてしまうものです。

あとは電話している人の近くで、大きい声をださないようにしましょう。

電話を通して相手に、聞こえてしまいます。

 

特に男性の多いのが

扉をしめる音や、物を置くときの音が「ドン」とか「ガン」と、うるさいことがあります。

そして本人は、意外とコレを雑音と思っていない人が多いです。

特に女性には、不快に思われやすいです。

その人の「品」にも関わりますので、雑音もできるだけ立てないようにしましょう。

 

姿勢を正す

背筋がピンと伸びている人は、印象も良いです。

それは歩いている時も、デスクに座っている時も一緒です。

猫背は頼りない印象やだらしない印象を与えてしまいますよね。

デスクに座っているときは猫背になってしまいがちです。

特に男性の猫背は、格好悪いので普段から姿勢を正すようにしましょう。

 

電話対応

電話対応は新人社員の人がやることも多いですよね。

まず気を付けたいのは、以下のことです。

・普段の地声よりワントーン高い声で話すこと。

・相手が聞き取りやすいようにハキハキと。

・焦ってもアタフタしない

 

顔が見えない分、話し方や声だけで印象が決まってしまいます。

そして自分の印象=会社の印象になります。

一日に何度も鳴る電話ですが、気を抜くと手痛い失敗の原因になりやすいです。

電話の対応はトラブルになりやすいから、練習が必要です。

新人同士で、電話対応の練習をするのも良いですね。

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電話対応でもし困ったら・・・

電話対応をしていると、自分では対処しきれないこともあると思います。

自分のわからない業務の話だったり、他の部署の話だったりと。

そういうときはまず、焦らずしっかりと受け答えをします。

そして本題に入る前にこう言いましょう。

「担当の者に変わりますので少々おまちくださいませ」

保留ボタンを押して音楽を流している間に、問題を解決すれば大丈夫です。

ただし、保留ボタンを押してから長く待たせ過ぎるのも失礼にあたります。

できるだけ早く対処しましょう。

 

雑用でも面倒くさがらずに

新人のうちは特に雑用は多いですよね。

お茶出しや、洗い物など。

こういったことは先輩にやらせずに、できるだけ率先してやりましょう。

居酒屋さんに行っても、若い人が先輩のグラスにビールを付いだりしますよね?

部活動でも先輩には、できるだけ雑用はさせないようにしていたハズです。

そういう心意気が、先輩に好印象を与えます。

 

呼ばれたら聞こえるように返事を

呼ばれたら相手に、ハッキリ聞こえるように返事をしましょう。

返事をしても、相手に聞こえていなければ、それは返事をしていないのと同じになってしまいます。

 

上司や先輩と話す時の注意点は

先輩や上司には色んな人がいます。

中には頼りなくて、あまり先輩に見えない人もいるでしょう。

ですが、自分よりキャリアがあり、長く勤めている「先輩」です。

先輩の仕事ぶりで、自分の接し方を変えるのはよくありません。

どの先輩に対してもちゃんとした態度で接するべきです。

 

仕事の時間中は自分の居場所を明確に伝える

仕事時間中は自分の居場所を、しっかりと周りにわかるようにしましょう。

そうすることで仕事がスムーズに回ります。

もし、「あの人どこにいるか、みんな知りません」となってしまったら、困る人もいると思います。

取引先の人に居場所を聞かれても答えれなかったりしたら、とても迷惑になってしまいます。

自分の居場所を明確にすることは、必ず行いましょう。

そして、外出から直帰するときは必ず上司に報告を入れましょう。

 

退出するときは整理整頓をする

資料など必要なものはデスクの上に出しっぱなしではいけません。

閉まった後に鍵をかけましょう。

 

オフィスでのタブー行為

常識的なものばかりですが、気を抜くとつい、うっかりやってしまうようなことも。

学生時代の頃は気にしなかったことも、社会ではタブーなこともあります。

クセになっちゃっているものは、早めに治しておきましょう。

あくび

見ている人に、「やる気がない」「ダルそう」と思われてしまいます。

しっかり睡眠時間をとることは常識ですが、ちゃんと寝ていても、あくびが出ることもありますよね。

そういう時は、誰も居ない方向を向き、手で口元を押さえて、見られないようにしましょう。

ちなみに、あくびが出てしまうのには色んな原因があるようです。

・ランチで満腹まで食べてしまう。

・緊張状態から開放され、気持ちが落ち着いた時。

・寝不足。

・目が乾燥しすぎている時。

 

等です。

自然現象ですし、抑えようと思っても、どうしても出てしまう時もあると思います。

そういうときは、誰かに見られないようにコッソリするのも一つのマナーです。

 

喫煙

喫煙をするときには、喫煙スペースで行うのがマナーです。

ですが、もう一点、周りに対する配慮・マナーとして気を付けたいことがあります。

それはタバコのニオイです。

喫煙者はニオイに慣れてしまい、気づかない人が多いですが、吸わない人はニオイに敏感です。

もし、商談相手の方がタバコ嫌いの方だったら印象が最悪になってしまいます。

タバコを吸った後は、ニオイが残っていないか入念にチェックしましょう。

特にスーツはニオイが染み付いている場合が多いです。

家に帰ったらリセッシュやファブリーズ等で除菌消臭もかかさず行いましょう。

 

私語

「全く話すな」という職場は無いと思います。

ただし、サボってると思われない範囲で行いましょう。

できれば私語しないのが望ましいのですが、ずっと無言で仕事をしているとストレスが貯まるものです。

息抜きに、話すことも必要だと思います。

もし話す場合も、集中している人の迷惑にならないようにしましょう。

 

私用

もし自分の携帯電話で、電話に出るときなどは、一旦廊下に出てからにしましょう。

携帯電話での私用のメールも、できるだけ控えておきましょう。

 

飲食

デスクでの飲食が可能な場合でも、袋を開ける時の音だったり、ニオイのある食べ物は控えましょう。

飲食後は口臭や、歯に食べカスがついていないかもチェックしましょう。

 

頰づえ

疲れてきたり集中力がなくなってくると、意外にやってしまう頬づえ。

見ている人には「だらしない」印象を与えてしまいます。

新人のうちはやらなくても、慣れてくると、ついついやってしまいます。

猫背にもなりやすくなってしまうので、頰づえをよくやってしまう人は、早めに直しましょう。

 

デスク周りの整理整頓 気をつけるポイント

デスクの上は、常に整理整頓してキレイにしておくべきです。

 

整理整頓の基本

  • 使ったモノはそのつど片付ける。
  • デスクの上には、今必要なものだけ。
  • デスクから長時間離れるときは、デスクの上はキレイに。資料等は片付ける。
  • 退社時にはパソコンと電話だけ置いてある状態。

ごく当たり前のコトばかりかもしれません。

デスクをキレイに使える人は、仕事も要領よくデキる人です。

 

引き出し

3段の引き出しということで話を進めていきます。

上から使用頻度の多い物を入れましょう。

  • 上段には名刺、印鑑、クリップ、筆記用具などの文房具を。
  • 中段には、使用頻度の高い資料やクリアファイルなど。
  • 下段には保管してある資料を入れておく。

というのが一般的です。

使用頻度の高いものほど、取りやすい場所に置いたほうが効率がよくなります。

自分なりにカスタマイズしましょう。

 

電話

電話は手の届く範囲に置きましょう。

そして、いつでもメモを取れるように、用紙とペンの準備を忘れずに。

 

ビジネスバッグ

ロッカー等の置き場所が無ければ、机の下に置きましょう。

 

新社会人向け・態度・心得・マナーまとめ

・新社会人にまず必要なものは

仕事を覚えようとする姿勢・時間厳守・会社のルール・責任感のある仕事です。

学生の時とは責任やルールの重さが違ってきます。

・遅刻しそうなときには早めの連絡を

遅刻の理由や出社できそうな時間を電話で伝えましょう。

電話で伝えるのが基本です。

・帰る前に周りに気を遣う

残業をしている人がいたら、「なにかお手伝いできることはありませんか?」と聞くべきです。

自分の仕事が終わって帰るのはルール違反ではありません。

ですが、周りの人にも配慮が必要です。

・新人さんは特にフレッシュな態度で

姿勢を伸ばし、声はハキハキと、ワントーン高い声で仕事をしましょう。

「見ていて気持がいいな」と思われるような姿勢で仕事に向かうことが大切です。

新人のうちは仕事の出来よりも、仕事に対する姿勢が見られています。

・オフィスでのタブー行為

喫煙、私語、あくび、頬杖などヤル気が無いように見える行動はNGです。

あくびなど、どうしても出てしまう場合は、周りに見えないようにしましょう。

・整理整頓

自分で使った道具、場所などはその都度キレイにしましょう。

片付けができない人は特に女性社員に嫌われます。

・外出するときは自分の行き場所・居場所を伝える

外出するときは自分の居場所を、周りに分かるようにしておきましょう。

誰かが自分に用事があったときに、「誰も居場所を知らない」では大変です。

ビジネスマナーに関する記事を総まとめにしました ↓↓

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