
ビジネスシーンでは「紹介」をする時があります。
面識のない人同士を引き合わせたり、上司を他の会社に紹介したりなど、様々なパターンがあります。
いろんなシチュエーションに対応できるように、紹介するときに基本を覚えておきましょう。
今回は紹介するときの基本的なこと・取引先に上司を紹介するときのビジネスマナーを解説していきます。
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目次
「紹介」をするときの基本
・引き合わせた理由を述べる
まず紹介に至った敬意を述べます。
紹介するということは、何か考えがあってのことだと思います。
紹介することで生まれるメリットをお互いに理解することで、会話がスムーズになります。
・紹介するときは堂々と
自分の上司とお客様を引き合わせるのですから、ゴモゴモしゃべらず堂々と喋りましょう。
自信がなさそうにしていると、自分の上司や会社の信用に関わります。
「こんな自信が無さそうな人の会社、大丈夫なんだろうか」と思われないようにするべきです。
・会話のポイント
お互いの興味を引きそうな仕事上でのエピソードを用意できると、会話を盛り上げる取っ掛かりになります。
また両者とも触れられたくない話題もあると思います。
話の流れがそっちの方に向いていかないようにご注意ください。
・紹介した後の打ち合わせなどは自分が進行役
紹介したあとは取引の話をしたり、打ち合わせをしたりすると思います。
そのときの進行役は、紹介者である自分がやります。
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取引先の人に上司を紹介する
身内から紹介するのが基本
身内から紹介して、そのあとに相手方を紹介します。
ビジネスマナーとして、「立てたい相手」を最後に紹介します。
例えば自社に取引先の方が訪問してきたとします。そうしたら自分から紹介します。
・「◯◯様(相手の名前)、ご紹介いたします。弊社営業課長の◯◯です」
・「ご紹介いたします、こちらが私ども課長の◯◯でございます」
等が適切だと思います。
※このときには自社の上司に敬語を使いません。
「弊社営業課長の◯◯でございます」のようにするのは敬語の使い方を間違っています。
相手方に自社の上司を紹介する
・「こちらが◯◯会社の◯◯部長(相手の名前)いらっしゃいます。」
・「今回の取引をご担当くださっている◯◯会社の◯◯部長(相手の名前)でいらっしゃいます。」
の言い方が適切だと思います。
語尾に「いらっしゃいます」とつけていますが、これがポイントです。
敬語ですので「相手の◯◯部長です」→「相手の◯◯部長でいらっしゃいます」となります。
相手を立てる敬語の使い方ですので覚えておきましょう。
シチュエーション別・紹介する順番
・AさんBさんCさんと紹介したい人の中に年齢差がある場合
若い人を先に紹介していきます。
・同行者がいて一緒に訪問する場合
同行者を先に紹介します。
自分は最後です。
・地位に上下がある場合
1番地位が低いひとを先に紹介します。
・男性と女性どちらが先?
特にルールは決まっておらず、どちらが先でも大丈夫です。
紹介に関するビジネスマナー まとめ
・先に上司を紹介して、そのあとに先方の相手を紹介する
身内を先に相手に紹介します。
相手はその後になります。
・紹介するときは敬語の使い方に気をつける
自社の上司に敬語はつかいません → 「私どもの部長の◯◯です」
相手の紹介をするときは敬語で → 「◯◯会社部長の◯◯様でいらっしゃいます」
・紹介したい人が複数人いる場合は
年下や同行者から紹介していきます。
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