
いつも美容院に行くときはスタイリストを指名していますか?
僕のサロンでは8割くらいの方がスタイリストを「指名」して来店されます。
残りの2割の方はスタイリストを「指名」しません。
「誰にやってもらっても構いません」
「誰にやってもらっても満足できるので、特に指名はしません」
「初めての来店だし、誰かを指名するのは少し気まずい」
という方が多いです。
しかし、実は指名することでお客様にいい事があります。
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目次
指命してくれるとスタイリストが燃える(やる気がちがう)
「え?そんなことあるの?!」と思われるかもしれません。
「誰でもいいです」と予約してくださった方に入客しても、モチロン技術接客をしっかり行います。
が、
「指名」してきてくださったお客様に入客したほうが、もっとしっかり技術接客をおこないます。
嘘みたいなホントのことです。
全員ではないかもしれませんが、確かにある事実です。
そんな差別的なことってあるのか?
差別はしていません。
どのお客様に入客しても手は抜きません。
ただやっぱり気持ちが違います。
例えばですが
自分の生んだ子供と他人の生んだ子供 どちらも同じ幼いかわいい子です。さてどちらがカワイイですか?
ほぼ100%の方が「自分の生んだ子供」と答えるでしょう。
たとえ話ですが、これに近い心理だと思ってください。
ですから「自分を指名してくださるお客様」の方がやる気がでるのです。
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他にも理由があります。
企業によって細かいところは違いますが「指名率」によってお給料が変わってきます。
「一か月間の間に担当したお客様のうち、どれだけの方が指名してきてくださったお客様なのか」
これも給料に反映されてきます。
お客様にはまったく関係のない美容師サイドのお話しなのですがこういったところも関係しています。
せっかくもらえるお給料なら多いほうが嬉しいのは、どの人も同じだと思います。
指名してくださる = 担当する回数が増えると髪質がもっとわかってくる
指名して同じ人に何回もやってもらうことで、「お客様の髪質がだんだんわかってくる」というメリットがあります。
髪質というのは本当に様々です。
「千差万別」ということばがありますが、まさしくその通りです。
例えば 同じような髪質の人でもパーマがかかりやすいひとと全然かからない人がいます。
もちろん経験で事前に「あ、この髪質はパーマがかかりづらそうだな」と分かるのですが、100%はわかりません。
何回も担当しているお客様であれば
「通常だとこれくらいはパーマがかかるけども、前回かかりづらかったからすこしキツめに巻いてちょうどいいな」
という風にお客様の髪質によりマッチした薬剤選定などが出来るようになります。
ですから何回も担当しているスタイリストの方が髪質に対する理解が深まります。
お客様にもメリットがあります。
初めて行く美容院でも遠慮しないでスタイリストを指名してください。
「初めて行くところなのに、指名したら変におもわれないかな・・・?」
という気持ちがもしあったならば誤解です。
スタイリストで指名されてイヤな気分になるひとなんていません。
事前にサロンのHP等でリサーチ等されてから是非自信をもってスタイリストを指名してください (笑)
これがきっかけでお客様が自分に合う美容師・美容室をみつけるキッカケになれば幸いです。
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