
会社では来客時にお茶やコーヒーを出すのが普通となっています。
日常的によくあるシチュエーションですが、コーヒーの出し方や砂糖ミルクの添え方にもマナーがあります。
ビジネスマナーというほど大げさなものではありませんが、知っておいて損はないですよね。
今回は来客時のコーヒーの出し方や砂糖ミルクの添え方について解説していきます。
目次
ビジネスマナー 来客時のコーヒーの出し方
まずコーヒーの出し方として大事なのは以下の点です。
- コーヒーの分量は7部くらいがベスト
- コーヒーカップの持つ所はお客様から見て右側に向けておく
- お茶とコーヒーどちらがお好みか聞く
- 立場が上の人からコーヒーを出していく
- 話している最中であれば声をかけずに一礼だけする
- スペースが狭い時は声がけをしてから出す
これらを順に解説していきます。
コーヒーの分量は7部くらいがベスト
コーヒーをカップギリギリまで入れるのはあまりよくありません。(お茶もそうですが)
ビジネスマナーという視点で見ると、ギリギリまで入れるということは「帰れ」と言っているのと同じことになります。
それに飲む時にこぼしやすくなるので、飲む時に気を使わせてしまいます。
スーツにコーヒーがこぼれしまったら大変ですからね。
コーヒーを入れるときの分量は7部くらいと覚えておきましょう。
コーヒーカップの持つ所はお客様から見て右側に向けておく
お客様がすぐにコーヒーを飲む時にスムーズに飲めるようにするための配慮です。
日本人のオモテナシの精神です。
お茶とコーヒーどちらがお好みか聞く
もし聞けるようであればコーヒーかお茶どちらにするか聞くと良いでしょう。
コーヒーよりも実はお茶のほうが嬉しい人は結構います。
もし常連さんであればコーヒーとお茶のどちらが好みか覚えておくのが1番ベストです。
あまり見かけないお客様であれば聞いてみるのも良いかと思います。
立場が上の人からコーヒーを出していく
お客様が複数人いた場合は、その中で立場が上の人から出すようにしましょう。
見た目や雰囲気でなんとなく分かるはずです。
話している最中であれば声をかけずに一礼だけする
商談の話しなど、話しをしている最中であれば無理に声をかけなくても大丈夫です。
話しを遮るのは失礼に当たります。
この場合、お茶を出して一礼だけしてスマートに立ち去るのが1番良いです。
スペースが狭い時は声がけをしてから出す
場合によってはお茶を出すスペースが狭いときもあると思います。
レストランや居酒屋でも結構ありますよね。
すごい狭いスペースから料理や飲み物をだされることが。
これはしょうがないことなのですが、もしこういうシチュエーションの場合は「失礼いたします」と一声かけてから出すようにしましょう。
自分が近くにいることに気づかずに接触してしまうと、コーヒーをこぼしてしまう可能性もありますし危険です。
砂糖ミルクの添え方
砂糖はスプーンと一緒に揃えるように並べて受け皿の上に置きましょう。
ミルクはスプーンの左側か受け皿の空きスペースに置くようにします。
雑に見えないように置くことができれば大丈夫です。
お客様を不快な気持ちにさせないようにキレイに置くことを心がけましょう。
ビジネスマナーのまとめ記事
色んなシチュエーションのビジネスマナーをまとめた記事があります。
→ ビジネスマナーまとめ事典!メール・封筒・基本・電話・挨拶・敬語などを解説
「あれこういうときはどうするんだっけ?」と思うようなものをまとめております。