
髪の長さが、肩~鎖骨下5センチくらいだと内巻きにしたいのに、ハネてしまうことがありませんか?
「毛先だけがピョンっとハネてしまって気になる」
「のびてきたら毛先がハネてまとまらなくなってきた」 こういうお悩みをよく聞きます。
長さ的に肩にのってくるとどうしてもハネやすくなるのですが、やり方によっては内巻きにしやすくできます。
もし「自分の髪でできるのだろうか?」と悩んでいる人であればこの記事を読むと答えが書いてあると思います。
髪質別にできる・できないを紹介していきます。
このお悩みに対する答えは一つではなく、髪のコンディションによっても変わってくるのでご了承ください。
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目次
1 カットのみで内巻きにできる・できない(可能性が高い)見分け方
① 髪にクセがほとんどなく髪が硬い人(硬毛・太めで直毛)
どういう髪質かというと全体にクセがなく、「ピンっ」としているひと。触ったときに芯があるようなひと。ブローしなくてもいつもツヤサラの人です。
カットのみで内巻きにすることは難しいです。
でも、カールアイロンやストレートアイロンを使って内巻きにするととてもキレイな仕上がりになります。
② 髪にクセがほとんどなく髪が細めのひと(細めで直毛)
どういう髪質かというと全体的にクセがなく「ピンっ」としている人。髪は細めだが芯があり根本がぺったりしがちな人。根本のボリュームが出づらいひとです。
カットのみで内巻きにすることは難しいです。
この髪質の方もコテで巻くとツヤがとても出てキレイなカールになります。
③ 髪にクセが少々あり、髪が柔らかめの人(少々クセがあり柔らかめ・あまり硬くない)
どういう髪質かというと根本はそんなにクセがないけど毛先がクセでゆるやかにウェーブしている。髪質にあまり芯がなく柔らかいひと。フニャっとしている。サラサラというよりは少しだけパサっとしている人。少々硬めだがバリバリしていない人です。
髪質の中では一番「カットだけで内巻きにしやすい」といえます。
④ 髪に結構クセがありバリバリなひと(クセ強めで硬毛)
どういう髪質かというと根元からクセがあり、さわるとバリバリ・ゴワゴワしているひと。全体的にボリュームがあり、広がりがちな人です。
カットのみで内巻きにすることは難しいです。
ご自分でセットするときにはブローをするよりも、ストレートアイロンの方が簡単にきれいにできます。
2 先を内巻きにするときのスタイリング方法と道具
① 髪にクセがほとんどなく髪が硬い人(硬毛・太めで直毛)
髪が硬く動きがでづらいので、カットの時に毛先をすいて軽くします。カットで注意したいのは、「すきすぎない」ということです。
毛量が多い人の場合は根本にすきばさみをいれることもありますが、すきすぎると結んだときにガッツリ短い毛が出てきてしまいます。また表面の毛もすきすぎるとツヤがなくなってしまいますので、すくときには注意が必要です。「私はよく結びますので根本にあまりすきバサミを入れないでほしい」と伝えるなどして美容師さんにご相談しましょう。
ブローのときにロールブラシとドライヤーを使います。しっかりと熱を与えないと内巻きになりづらいので少々長くドライヤーをあてていきます。ロールブラシを抜く際に顔の方(内側)に抜くのがポイントです。ブラシを抜くときに外の方に抜くと内巻きにならないです。クルクルドライヤーもおすすめです。カールアイロンやストレートアイロンで内巻きに巻いたときはツヤがでやすく一番キレイに見えます。
② 髪にクセがほとんどなく髪が細めのひと(細めで直毛)
「硬毛・太めで直毛の方」と基本的には一緒です。
ただし、上記の「硬毛・直毛」さんに比べると髪の毛の量が少ない場合がおおいですので、毛先を中心に軽くしてもらいましょう。
適度に軽くすることによってブローをしたときや、カールアイロンを使用したときに動きを出しやすくなります。
ブローをするよりもストレートアイロンかカールアイロンのほうが簡単に内巻きにできます。
③ 髪にクセが少々あり、髪が柔らかめの人(少々クセがあり柔らかめ・あまり硬くない)
内巻きにしやすいようにカットをすれば、すいても、あまりすかなくても大丈夫です。
軽めの質感が好きな方は毛先を中心に軽くして、重めの質感が好きな方はあまり軽くしないようにしましょう。
この髪質の方で「ボリュームがですぎて大変」という人は少ないと思います。
すきすぎるとパサっとして見えやすくなってしまいますので、すくときにはほどほどにしましょう。
ブローのときには手で内巻きに引っ張りながら形をクセづけるように乾かしていくとそれだけで内巻きにしやすくなります。
ポイントは「内巻きになるようにすこし引っ張るように力を加えながら乾かすことです。
そうすることでブローをしたかのように内巻きにクセがついていきます。ロールブラシ等を使いこなせるひとはロールブラシを使ったほうがクオリティがあがります。
コテを使うよりかはストレートアイロンの方がツヤを出しやすく、キレイに仕上がると思います。
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④ 髪に結構クセがありバリバリなひと(クセ強めで硬毛)
カットの時にはあまり段をいれずにカットをして、全体的にすきバサミをいれていきます。
ボリュームがある人が多いですのである程度厚みをとった方がすっきりまとまると思います。
ただし、表面の毛まですきバサミをたくさんいれるとパサっとして見えやすくなるので注意が必要です。
ブローをするときにはまずドライヤーで、広がらないように風で抑えるように乾かします。
ロールブラシが得意な人はロールブラシを使っても大丈夫ですが、苦手な方はストレートアイロンの使用をおすすめします。
ロールブラシ・ストレートアイロンを抜く際に顔の方(内側)に抜くのがポイントです。ブラシを抜くときに外の方に抜くと内巻きにならないです。クルクルドライヤーもおすすめです。
ストレートアイロンの方が簡単にツヤをだせてボリュームを抑え、キレイな内巻きになります。
3 「うまくスタイリングができない」・「ブローとかしないでラクに内巻きにしたい人」にはパーマがおすすめです。
「自分でやってみてもうまくいかない・難しい」という人や「朝に時間もないし、コテとか面倒だから簡単に内巻きになるほうがいい」という人にはパーマがあっていると思います。パーマをすることでストレートアイロンや、カールアイロンの手間を省くことができますし、自分で内巻きにするのが苦手な人でも、内巻きにパーマがかかっていれば簡単にスタイリングすることができるようになります。
それではどんなパーマが適しているのか。(ここからは私の独断と偏見も含まれています)
① 毛先内巻きにしたい人に一番合っているのはデジタルパーマ
なぜかといいますとデジタルパーマというのは「コテで巻いたようなツヤのある質感で、まとまりのあるカールがだせる」パーマだからです。
内巻きにしたい人であれば、ツヤがあってしっとりと、まとまりのあるスタイルの方がご希望だと思います。
デジタルパーマはパーマの性質上「内巻きにしたいひと」に一番合っているといえます。
形状記憶のパーマとも呼ばれ、乾かすほどにパーマが出てきますので、「繊細な手つきでパーマ感を出すのが苦手」という人や「ドライヤーでのクセ付けが苦手」という人でも簡単にセットすることができます。
② 通常のパーマでも内巻きにできます
デジタルパーマは通常のパーマよりも料金設定が高めですので、もうちょっとリーズナブルに済ませたい方であれば通常のパーマでも十分に内巻きにすることができます。
直毛の人であれば通常のパーマで毛先にカールがつくだけでも、直毛の時よりスタイリングがしやすくなります。
ただし、「クセ毛で広がりやすい」人であればパーマをかける前に美容師さんに相談しましょう。
もともとのクセとパーマがミックスされて予期せぬカールになることがあります。
「クセ毛で広がりやすい」髪質の方はデジタルパーマですと、かなり髪の扱いがラクになると思います。
4 まずはカットのみで内巻きにできそうかどうかを相談してみましょう。
ここまで髪質別に「内巻きにできるか・できないか」を記事にしてきましたが、最近はいろんなカットの技法があります。
「外からは見えない内側の部分だけ短くする」というやり方で内巻きにしやすくするカット技法もあります。
カットのみで、できそうであればパーマをしないほうが、髪も傷みませんし、料金も安く済みます
「自分の髪質ではムリかも」と思っていても一度美容師さんに相談してみることをオススメします。
もし「自分でスタイリングは無理そう」「朝ラクにすませたい」という人であればパーマがあったほうがより女性的で素敵なビューティライフを送れるでしょう。
ご自分のライフスタイルや髪の悩みを美容師さんに伝えて、アナタにあったベストなスタイルを決めていきましょう。
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