【卒業式】祝辞用紙は読んだ後に置いてくる?祝辞に使う用紙や一連の流れ

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PTA会長は卒業式で祝辞を読み上げますが、「祝辞」は読んで終わりではありません。

登壇して降りるまでが「祝辞」だと思います。

そこには知っておきたいマナーや所作があります。

知らないと学校側や保護者から批判がでることもあるみたいです。

今回は「祝辞の用紙」・「読み上げたら祝辞用紙を置いてくるのか」・「挨拶のマナー」を解説します。

【卒業式関連の総まとめページ】 → 卒業式関連の「あれ?」を解決するまとめページ。袴・スーツ・送辞・祝辞など解説

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1 【卒業式祝辞は用紙を持って読む?暗記?】

祝辞は用紙は持って読みましょう

卒入学式のような式典では、「式辞用紙」に書き、それを持って読み上げます。

意外なようですが、「持って読む」のがマナーとされているので、暗記をして話をするのはいけません。

式辞を暗記して発表したら、学校側や保護者から批判がでた事例があるとか・・・

暗記して読んだほうがかっこよく見えるのですが、マナーに従い持って読み上げましょう。

 

2 【祝辞を読み上げたら用紙は置いてくるのか?】

読み上げたら置いてきます

卒入学式では祝辞を読み終えたら、祝辞をつつみ、演台の右側に置いてくるのがマナーとされています。

祝辞に限らず、答辞・送辞・校長先生の式辞などの用紙も、全部檀上に置いくることになっています。

 

置いてきた式辞用紙は学校で保管されます

学校では過去の祝辞や送辞など、すべて保管しています。

そして、書き方などに困ったときに過去の祝辞などをお見せして、参考に作成することもあるようです。

もし、「祝辞の書き方がわからない」というときは、学校に聞いてみるといいでしょう。

過去の祝辞をお見せしてくれるかもしれません。

 

過去の祝辞を参考にするときはほどほどに

もし参考にする場合はマネにならないようにするのが大切です。

祝辞を聞いている人の中には、過去のPTA会長さんもいるかもしれません。

マネされて気分が良い人はおそらくいないと思います。

ですから、あくまで「参考」程度にしておきましょう。

 

3 【卒業式祝辞 登壇のマナーや所作・一連の流れ】

祝辞の原稿はスーツの内ポケットに

登壇前に、スーツの内ポケットに入れておきます。

スーツに内ポケットが無い場合は、手に持って登壇します。

 

スーツの内ポケットから祝辞を取り出すタイミング

一礼や生徒着席などが諸々終わり、「いざ発表」というときに取り出します。

発表するまえに、つつんでいた紙は内ポケットにしまいます。

そして発表後にまた内ポケットから取り出して、祝辞をつつみます。

 

一礼のタイミングや動き・一連の流れ

普段みなれている一連の流れですが、いざ自分がやるとなると、意外とわからないですよね。

ヤフー知恵袋に分かりやすい参考例がありましたので引用させていただきました。

下記を参考に流れをイメージしておきましょう。

来賓として、『祝辞』などを言う場合の行動様式です。
来賓席に居ます。
司会者が、「ご祝辞をいただきます。・・・・様、」と言ったら、

①ゆっくり立ち上がり、イスの外に出て、(机の外あたり)他の来賓へ、軽く一礼し、職員席の方へ同じく一礼します。これはきちんとしてください。
②壇上へ上がります。正面あたりに『国旗』があると思います。そこへもきちんと一礼します。
③演壇に着きます。きちんと姿勢を但し、軽く会場を見回して、一歩下がります。これが全体への礼のきっかけです。一歩下がって、丁寧に礼をします。
④生徒が立っていたら、司会者に座らせてくれ、と言う、「サイン』を送ります。(右手か左手で、『座れ」と言ったあいずです。
⑤生徒が座ったら、ゆっくりと、祝辞の書いた『紙』を取り出し、開きます。そして、
『祝辞』と言います。ゆっくりと『本文」に入っていきます。
読み終わったら、年月日、自分の氏名を言います。(③の通りです)これがきっかけで、司会者は生徒に「起立」の号令をかけます。
⑥「紙」を仕舞い、演壇の右上の方へ、その祝辞を置きます。
⑦姿勢を但し、また一歩下がります。丁寧に礼をします。演壇からさがり、「国旗」があれば、また国旗に会釈をして、壇から降ります。
⑧職員席へ一礼し、次に来賓の方へも一礼して、自分の席に座ります。

これが、一般的な来賓の挨拶の行動様式です。

落ち着いて、頑張ってください。

引用元

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1284841322

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4 【祝辞作成に使う用紙はどんなもの?】

市販の式辞用紙を使って作成

祝辞に使う用紙は「式辞用紙」と「たとう紙」の2種類をつかいます。

文字を書いたり印刷する方が「式辞用紙」です。

それをくるむのが「たとう紙」です。

 

5 【卒業式祝辞作成は手書き?印刷?】

最近はパソコンを使って印刷するのが主流

以前は手書きが常識でした。

ですが、今ではパソコンで印刷できる式辞用紙があり、パソコンを使って印刷するのが主流になっています。

それにパソコンだと、何度でもやり直しがきくので作成にとても便利です。

 

6 【パソコンで印刷するときの注意点】

もし何かのトラブルで失敗した時のために、2個用意しておくといいかもしません。

それでは注意点を見ていきましょう。

 

式辞用紙に印刷する前に、他のプリント用紙に印刷してみる

いきなり本番の用紙に印刷して、失敗してしまったら大変です。

一度別の紙に印刷して、どのように印刷されるのかをチェックしてみましょう。

ではどのような紙で一度チェックするかというと、A4コピー用紙が良いです。

式辞用紙も大体A4ですのでイメージがしやすくなると思います。

 

折り目を伸ばしてからプリンターにセット

式辞用紙や多当紙には折り目がついています。

折り目を開き、よく伸ばしてからプリンターにセットします。

印刷が終わったら、乾くのをまちましょう。

 

7 【印刷できない 手書きも自信がない 八方塞がりな時は・・・】

「筆耕」にお願いする

筆耕(ひっこう)とはお金を払って、代わりに書写してくれる業者のことです。

自信がない、時間を作りたいときはコチラをつかってもいいかもしれません。

 

8 【卒業式祝辞 用紙関連・所作・マナー まとめ】

  1. 祝辞を読み上げるときは、祝辞を手に持ち読み上げましょう。
  2. 読み上げたら、壇上の右上に置いてきます。
  3. 祝辞はあらかじめスーツの内ポケットに入れて置き、発表直前にとりだしましょう。
  4. スーツの内ポケットが無い場合は手にもって登壇します。
  5. 登壇するまえに一礼や生徒起立など、一連の動きをイメージしておきましょう。
  6. 祝辞に使う紙は式辞用紙と、たとう紙を使います。
  7. 文字を書く方が式辞用紙で、それを包むのがたとう紙です。
  8. 最近では手書きよりも、便利な印刷が主流です。
  9. 本番の印刷をする前に、A4コピー用紙で一回チェックをしてみましょう。
  10. 印刷トラブルで失敗したときのために2セットあると安心。

今まで見慣れていた祝辞や挨拶や一礼など、いざ自分がやるとなると、なかなか難しいものです。

一連の動作や、祝辞の作成にしてもマナーや常識がたくさんあります。

特に祝辞の作成や印刷は、本番ギリギリになってから行うと大変かもしれません。

普段パソコンを使わない人が行うと難しく感じられます。

その他にも、一連の動作のイメージもしなければいけませんから、本番当日までに余裕をもって行いましょう。

卒業式のマナー・服装・送辞・祝辞などのまとめ記事はコチラです → 【卒業式】マナー・服装・送辞・祝辞などの解説まとめ

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